お知らせ
フランス「アート・フローラル国際コンクール」2022レポート
2022/07/19
News
CONCOURS INTERNATIONAL D’ART FLORAL
DE DOUE EN ANJOU ２０２２
フランス、「アート・フローラル国際コンクール」（CONCOURS INTERNATIONAL D’ART FLORAL DE DOUE EN ANJOU ２０２２）が７月１１日～１３日の３日間ロワール地方、ドウエ・アン・アンジュで３年ぶりに開催されました。フランス有数のバラの生産地で３０年以上続く歴史ある国際コンクール。この地方の特徴である巨大洞窟に設けられたそれぞれ高さ７メートルに及ぶ洞窟展示空間に、各国の代表選手がバラの生花だけを1000本使用した巨大フラワーアートを創造します。花、空間演出、構造構築の技術・センスが試されるハイレベルなアートコンペです。日本代表はこの２０年間で5回のグランプリ、３回の準グランプリを獲得しています。
２０２２年のテーマは「バラと海」。出場国はフランス、イタリア、スペイン、日本。ベルギー、ウクライナ、スロベニア、オランダの８か国。ヨーロッパを代表するフラワースクールや実力あるフローリストが２日間しのぎを削りました。
日本代表チームは、２０１９年に開催されたFLOWER ART AWARDチャンピオンズカップで見事優勝したgram.の村瀬将之さん、杉山雄右さん、斉藤仰さん、畑中丈昌さんのトップフローリストたち４名。2015年に続き、日本代表としての二度目の参加です。コロナで２年間出場を待ちながらもプロとしての素晴らしいモチベーションで大会に参加していただきました。
ワールドカップチャンピオン、フランスのトップフローリスト ジル・ポティエール氏が審査員長を務め結果発表が行われ、優勝はスペイン、日本は準優勝を獲得しました。日本チームの作品の前には人だかりが生まれ多くの来場者から称賛コメントをいただきました。素晴らしいデザイン力ときめ細かな工夫、花への愛に満ちたまさに日本を代表するアーティスト４名による渾身の名作です。
コロナ禍の中で復活した歴史あるフラワーアートの国際コンクール、逆境を吹き飛ばすように参加したウクライナチームにも大きなスタンディングオベーションが送られ、長年コンクールを支えてきた人々への大きなリスペクト、人間愛に満ちた本当に素晴らしいイベントが開催されました。
CONCOURS INTERNATIONAL D’ART FLORAL DE DOUE EN ANJOU ２０２２
会期：２０２２年７月１１日～１３日（一般公開は１７日）
順位：１位スペイン、２位日本、３位ベルギー、４位スロベニア、５位イタリア、６位フランス、７位オランダ、８位ウクライナ
https://www.journeesdelarose.com/
日本代表
http://gram. https://www.facebook.com/gram.florists
https://www.8739-murase.co.jp/
テーマ：「バラと海」
１位
スペイン
２位
日本
３位
ベルギー
４位
スロベニア
５位
イタリア
６位
フランス
７位
オランダ
８位
ウクライナ
Produced by PLAINS.Inc